オーバーホール
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私のXBもはや2年が過ぎ走行距離も1万キロオーバー!
XBのエンジンは丈夫とは聞いていましたが、5レースに出場し、その間一度もエンジンを開けていなかったので
エンジン内部のチェックを含めオーバーホール+αすることにしました。
腰上とは言え初めてのオーバーホールのため、数日に渡りすることになりました。
さてさて、XBのエンジンはいかに・・・

2007年6月10日

ドック入り初日
作業は有る程度進みエキパイを外した状態です。
此処までの作業は”キラキラエキパイ”を参考にしてください。

ヘッドを外しシリンダーを開けてびっくり!
一万キロ走っているというのにシリンダーにはホーニング痕がまだ残ってました!
ピストンもシリンダーも全くの無傷!
良い感じです。
(広告のびじんは気にしないように(笑))

こいつが第一の難所!
シリンダーベースガスケット!!
とにかく剥がれません。
根気よく削っていくしか方法が無く・・・・
最初のシリンダーは30分以上掛かったかと・・・
2個目はコツをつかんだので20分ぐらい?
しかし、手と腕が疲れました。

ベースガスケットを剥がした時点でタイムオーバー!
エンジンをタイダウンで吊り上げ移動できる状態にして今日の作業は終了です。
空冷なのに熱に強く、油圧もしっかり確保してるXBのエンジン。
サーキット走行もしているのでオーバーサイズピストンぐらいは覚悟していたのですが・・・
この分だとしばらくはオーバーサイズを入れなくても済みそうです。
ただ、エンジンブローしているXBはクランク(フライホイール)が逝ってるのが多く、シリンダーよりそちらが気になるところです・・・
今の処クランクに大きなガタは有りませんが、クランクが逝くときは一瞬なので何処まで持つかが心配です。
2007年6月16日

無精して、ピストンを組んだままピストンヘッドのカーボン落とし・・・(^-^;
ピストンリングにカーボン粉が入らないようにピストンのサイドをマスキングして行いました。


スクレイパー(へら)で大まかなカーボンを取って、耐水ペーパーで水研ぎ!
頭を光らすまではしませんでした(笑)

カムカバーを外し、4本のカムを抜いた状態です。

此処まで開けたのなら06モデルから標準装備、(05モデル以前はオプション設定)の”プロシリーズオイルポンプギア”を装着します。
クランクシャフトに直接付いている物でインパクトレンチがないとまず外れません。

ノーマルのOILポンプギアと比較します。
材質が銅合金に変わった以外違いが見うけられない。


カタログにはオイルの運送量を高く保ちます。
と有りますが、材質を変えただけで油圧が一定化するのかはっきり言って謎です。
結構良い値段しますので、何も変わらなかったらすんごく腹が立つのですが・・・


後日このページを見た方から連絡を頂きました。
ノーマルのOILポンプギアが破損してOILポンプが止まりエンジンブローとなる事があるようです。
それで割れにくい銅合金になった可能性があるとのこと!
・・・と言うわけで飛ばす方は交換して置いた方が良さそうですよ(^^)

カムを組み込みます。
写真を取り損ねたのでマニュアルを載せます(^-^;
クランクからのギア(中央下)から全てのカム(ギア)の合わせマーク
∧・・・Vマーク
●・・・ポンチマーク
|・・・縦棒マーク
がきっちり合うように組み立てます。
コツはリア排気→リア吸気→フロント排気と装着して、最後にフロント吸気側を差し込みますが、きっちりマークを合わせるのは結構パズルです(笑)
ずれると吸排気タイミングが狂うので慎重に!

予備OILをシリンダーに塗って差し込みます。
予想通り慣れていないのとピストンリングの開きが大きいため非常に苦労しました。
ピストンリングプライヤー(?)が有ればもっと楽なのに・・・
コツをつかむまで相当時間を食いました(T-T)

ただ、ベースガスケットがメタルに変わったので次回からはシリンダーを抜くのが簡単になりました。(たぶん)

ここで現在入ってきている部品は全て組み終わりました。
再度エンジンをタイダウンで吊って部品が入ってくるのを待ちます。
後3週間は掛かるだろうなぁ〜!


グッチさんに頼んで磨きに出して貰ったエキパイです。
やはり個人で磨くのは限界が・・・
とてつもなくピカピカになって帰ってきました。
現在グッチ号は綺麗に焼けていて良い感じです。
2日目もこれにて終了!
やはり慣れていない作業をすると時間が掛かります。
でもこれも楽しみの内!
自分のマシンの整備は自分でする。
金がないプライベーターの言い訳ですがね・・・(^-^;


つづく